コンピューターを動かす命令書を作成する「プログラミング」を、小学生のうちから学ぶ取り組みが注目されています。プログラミングは、パソコンに正確に指示を出さないと思い通りに動きません。国語や数学で学んだことを総合的に使う必要がありますが、それらをあまり意識することなく応用力や集中力を楽しみながら身に付けるのに最適です。
近年、植物や動物が本来的に備えている生命力、素朴さ、美しさ、運動機能などが改めて見直されるようになりました。植物や動物とのふれあいが心身の健康に及ぼす好影響が国内外で高く評価され、教育・福祉・医療の中で、それらの果たす役割が極めて大きくなっています。園芸に関わる機会が少ない児童・生徒に対して、発達段階に応じて園芸を提供し、楽しみの中から自然や命に対する興味を持たせる体験学習を通じて、コミュニケーション能力の向上を図る活動を行っています。
散歩は、有酸素運動により脳に新鮮な酸素がいきわたりスッキリする。また、視界に飛び込んでくる風景や風、気温といった自然からの刺激も脳を活性化させます。散歩には、様々な効果があるのですが、何より室内の活動に疲れたら、外出して外の空気を吸って体を動かしリフレッシュ。心身の健康維持をはかります。
自分たちで遊ぶゲームを工作で自作するなどしています。既存のゲームを真似て作ったり、ルールを自分で考えたりして物作りを楽しんでいるようです。完成後のゲームをしている様子も想像しながら、いろいろ工夫しています。工作の途中で新しいアイデアが浮かぶと作り変えたり楽しい工作の時間になっています。カードゲームやボードゲームなど工作で自作したものを使った遊びを通して楽しく過ごせる時間を提供します。
絵画療法は、副作用のない精神神経安定剤です。絵を見ると癒され、自分で絵を描くと癒す効き目はもっと大きいことが昔から知られています。絵を描くことで心を落ち着かせ、豊かな気持ちにさせます。ハックルベリーの大切な活動の一つと考えています。
オセロなどのボード全体を視覚で捉えながら、手を動かし、先の展開を読むという作業をすることで、右脳が刺激され、思考力や記憶力のアップのほか、集中力や直感力も養われます。最初は並べるだけだったり弾いて遊んだりするだけですが、少しずつルールを覚え、ゲームに勝ったり負けたり、悔しかったり嬉しかったりを繰り返し、ルール以外にも遊びのマナーなども覚えていきます。子どもにとっては遊びの場が学び、成長の場になっています。
A君の放課後
1. 国語と算数の学習(市販ドリルを中心に学習。わからない問題はその場で質問、理解する。)
2. 施設周辺(児童公園)の散策(体を動かし頭もリフレッシュ…何かひらめきがあるかも)
3. プログラミング学習(習うより慣れろ…からスタート。本人のレベルに合わせてスキルアップ)
外での運動や興味や関心などのあるレクリエーション活動に楽しみながら参加するなかで対人関係が上手く対応できるスキルわ身に付けられるように支援しています。
レクリエーション活動は皆が一律のことを一斉にやるのではなく本人がやりたいことを楽しみながら参加できるように配慮しています。